blog.carco.jp 2010 07~09・・

—–2010/07

●ひさしぶりに内藤誠監督と
2010/07/01 木曜日 – 06:17:46 by tshibuya

内藤誠監督と映画の仕事をしている。内藤監督とは35年くらい前、東映の「ネオンくらげ」という映画で知り合った。そのときの音楽は三上寛で、他に中村誠一もいたし、渡辺香津美もいたような気がする(別の映画だったかな)。三上寛が作った主題歌はほんとの傑作で、「おととし泣いた夕暮れと~、そっくりそのままおんなじだ~」という歌詞はいまでも憶えている。確かシングル盤で発売されたはずだ。
その内藤さんから連絡があって本当にひさしぶりに会って話して、今回の仕事を引き受けた。原作は色川武大の「明日泣く」という短編小説で、ジャズが光り輝いていた60年代はじめ辺りの設定かな、女性ジャズピアニストの話だ。ひさしぶりに会った内藤さんは昔のままの内藤さんで、この短編を映画化しようと思った気持ちがよくわかる。
映画の仕事はやってるうちにどんどん情況が変わって行くから油断できない。スケジュールが変わるなど当然のこと、話しもどんどん変わったりするからそれに柔軟に対応できないと話しにならない。一応今月中頃までには音楽は録音してしまわなくてはいけないのだけれど、それもどう変わるかわからない。

6 Responses
岩下和了 : 2010/07/02 – 21:53:28 –
中島哲也監督の「告白」見てきました。渋谷さんの「Milk」、冒頭いきなりと、効果的なフラッシュバックとで使われていました。幼い娘が殺されて・・・という物語ですから、4歳の娘を持つ私は、渋谷さんの新曲がなければ見る気が起こらない映画ですが、結局、引き込まれて面白く見てしまいました。「Milk」すごくかわいい曲で大好きです。ぐったり救いのない映画の、救いでありました。

tshibuya : 2010/07/03 – 09:10:16 –
あ、ぼくはまだ見てない。どこかで見に行かないと終わっちゃうなあ。こんどの映画の仕事が終わったら見に行こう!

asianimprov : 2010/07/04 – 21:25:00 –
僕も『告白』を見てきましたが、「救いはある」と思いました。「救い」の理由を言語化できないのが辛いですが、絶望の果ての希望ってのがあるんだと・・。
そう思いたいだけかもしれないけど・・

こういう映画にお客さんが入っているのは「救い」かもしれません。いわゆる「ホラー映画」ではない。
おっそろしい映画なのに、時折笑わせてくれるのも中島哲也監督の巧さで、映像にはいつも幻惑されるし、この監督の作品に外れはない。渋谷さんの曲も聴ける。(笑)RADIOHEADと渋谷毅とAKB48が並ぶってのも映画という装置の面白さ。・・・で、渋谷さん、まだ中島監督本人に会ってないんですか? もう3本目ですが・・。(笑)

tshibuya : 2010/07/04 – 21:40:07 –
いや、中島監督とは何回も会ってますよ。CMの時代からだから。この映画に関しては会っていません(笑)。
そういえば、パコと魔法の絵本のときも試写で会っただけだったかなあ。

asianimprov : 2010/07/05 – 00:43:06 –
何回も会っている・・ということは、中島監督がかつて製作したTVCMで渋谷さんが曲を書いているということですね。
では、、それがどのCMなのか教えて下さい!・・というお願いは野暮なのでやめます。(笑)
しかし、『告白』は、岩下さんの感想のように、「引き込まれる」映画です。今夜、眠れるかなぁ。

tshibuya : 2010/07/05 – 01:46:50 –
そうそう、どんなCMだったかなんてすぐ忘れます。で、それが当然のような気もします(笑)。

●月の鳥
2010/07/05 月曜日 – 02:37:20 by tshibuya

明日はアケタの店で大好きな「月の鳥」。ゲストはもちろん外山明さん(ds)だ。たまたまやったのが面白かったからまたやりましょう、ということになって、それがつづいて行くというのはよくあることだ。オーケストラしかり、エッセンシャル・エリントンしかり、そして月の鳥だ。そしてそれがつづかなかったのももちろんあって、それはそれで仕方がない、物事はそんなにうまく行くとは限らない
誰がいったのか知らないけれど、音楽は近くでやらないと音楽にならない(だったかな)というのがあって、それは自分の生活の範囲にしか音楽はない、というような意味だと解釈しているけれど、それで音楽がつづいて行って、その中のひとつに月の鳥がある。
にしても、明日はアケタの店で月の鳥、と思うといまから胸が躍る。早く寝なきゃ。

2 Responses
bougaippon : 2010/07/06 – 02:00:28 –
月の鳥は、何度聴いてもほんとに聴きあきるということがありません。帰り道にはいつも、なぜこんなにドキドキしておもしろいんだろう月の鳥って不思議に思います。

「深く、ゆっくり、上へ」また聴けるのを楽しみにしています。

tshibuya : 2010/07/06 – 13:24:08 –
なんなんでしょうね、ぼくにもわかりません。石渡さんの作る曲を石渡さんといっしょに演奏するとそうなるんですが、おそらく他の人がやったらそうはならない。かけがえのない時間です。
「深く、ゆっくり、上へ」、やるの忘れてました。こんど必ず。

竹内哲夫さん
2010/07/06 火曜日 – 12:07:47 by tshibuya

竹内哲夫さんが亡くなった。ジャズを聴きはじめたころ、銀座にあったテネシーという(いまでいえば)ライブハウスで何回も聴いていた。高校3年生のときで、そのときは河辺公一とエマニアーズというバンドで、河辺公一(tb)、杉原淳(ts)、竹内哲夫(ts)、世良譲(p)、田端貞一(ds)、広瀬文彦(b)というメンバーだった。聴きはじめたきっかけは、ある雨の日、テネシーに電話して「今日の出演は誰ですか」と聞いたら、河辺公一とエマニアーズだという。知らない。なにしろその頃はジャズを聴きはじめたばかりでなにもわからない。で、それはなんですか、と聞いたらモダンジャズだという。モダンジャズなるものは聴いたことがない。南里文男とホットペッパーズだったらいいなあ、と思っていたくらいだからちょっとがっかりしたけれど、とにかく行ってみた。二階のピアノの真上の席に座る。
びっくりした。ピアノの世良さんはまだ30前だっただろう。テクニックとスピード感がすばらしくて、後のカクテルピアノのような味はまったくなかった。たちまちファンになった。それからはエマニアーズばかり聴きに行くことになった。
モダンジャズ開眼。
そのときに世良さんの次に印象的だったのが竹内哲夫さんだった。実に端正でしっかりしたテナーでソニー・スティットのようだった。もっともそのころはソニー・スティットなど知らなかったけれど。杉原淳さんはまだ新人で荒削りだったから一層竹内さんの演奏が際立った。
その後竹内さんはシックスジョーズに行ったような話しを聞いた。だから聴いたのはそのエマニアーズ時代だけで、ずいぶん後になって渡辺明とエンバース・ファイブの一員として演奏しているアルバムを聴いたことがある。エマニアーズ前後の録音だろう。
竹内さんはずいぶん早い時期に演奏は止めてしまったようだけれどいまでもその演奏を思い出す。すばらしかったなあ。

●ヤマモモ
2010/07/06 火曜日 – 15:40:55 by tshibuya

ここのところ毎年いまの季節になると庭のヤマモモが実をつける。昨年ここにヤマモモのことを書いたのが6/29だから少し遅いかな、今年は実が少し大きいようで数も多いような気がする。そのまま食べてもおいしいけれど、たくさんあるのでこれでジャムを作る。
電子レンジで10分くらい加熱して、冷めたら手でつぶして種を除く。それに砂糖を加え、また10分くらい加熱して様子を見る。水分が多ければそれはジュースとして飲む。で、また加熱して、とそれを繰り返してやがてジャムができあがる。

なかなかおいしい。
写真は撮ってないので、昨年6/29のを。

●10年目の川端民生
2010/07/10 土曜日 – 12:10:31 by tshibuya

川端民生さんが亡くなって10年、7/26が命日だけれども、その前日(7/25)、国立のノートランクスで川端さんが参加したアルバムを聴くコンサートがあります。
ぼくは残念ながら行けないけれど、こんど出そうと思っている1998年の未発表音源(duo)を預けておくのでそれが聴けると思います。ぜひお出かけください。
以下ノートランクスのホームページから。

十年ひと昔と言います。ちょうど10年前の2000年7月26日に亡くなった川端民生さんも、ひと昔前の人となったのでしょうか。
北海道から上京し、本田竹広、渋谷毅、浅川マキ、古澤良冶郎、山下洋輔、林栄一、小沢健二・・・多くの人の信望を得ながら、53歳の、まるで江戸時代の人みたいに、短い生涯を終えた稀代の異端ベース奏者。
7月25日(日)を、命日の前日でありますが、川端民生DAYとさせていただきます。
渋谷さん、山下さん、古澤さん、林さん、本田さん、浅川さん、小沢さん・・・達と共演したアルバムをおかけします。

12 Responses
chiga : 2010/07/11 – 01:33:22 –
小沢健二が、昔のインタビューで「川端さんが持っているベースには、
川端さんの魂が入っていて、その姿がカッコいいなあと思う」と言っていました。

私も、一度その姿を拝見したいと思っていましたが、その機会も無く残念です。

今年開いたHPの中でも、川端さんへの思いが
書いてありました。
http://hihumiyo.net/making_hihumiyo.html

tshibuya : 2010/07/11 – 09:21:39 –
球体が奏でる音楽を作ったときも、なにかのインタビューで川端さんのこといってましたね。すごく面白いこといってたように憶えてるんだけど、思い出せない。
あ、それもその頃の、か。

chiga : 2010/07/11 – 09:41:29 –
そうです。その頃のインタビューです。
この言葉の前に「アフリカの人が槍を持っている感じで・・」と言っていますが、そのことでしょうか?(笑)

tshibuya : 2010/07/11 – 16:01:21 –
そうそう、それでした。実に感じが出てますね~~~。

一川 : 2010/07/12 – 01:01:11 –
えーん、27日に国立にいくのですが。残念!(飛行機チケット買ってしまった)先日写真の整理をしていたら武田和命さん、川端さん、渋谷さん、渡辺文男さんの集合写真が。。。。。懐かしかったです。10年は早いですね。国立に住む娘が赤ちゃんで抱っこされているので25年くらい前です。(汗)バタさんも、武田さんもまだお元気いっぱいのころでした。

tshibuya : 2010/07/12 – 15:02:36 –
一川さん、27日に国立ですか。それは残念ですね。
武田和命カルテットの写真は柳川に行ったときの旅のかも知れませんね。あのときは鹿児島にも行ったはず。記憶が錯綜していてなにもわからなくなってます(笑)。

一川 : 2010/07/12 – 15:34:53 –
わたしもあまり覚えていないのですが(汗)。。。。小倉だったのかも知れません。
でも、ノートランクスは何だか名前に相応しい(^^;)いい感じ。近くなので娘と今度行ってみようと思っています。

KOSHU : 2010/07/16 – 13:07:55 –
School Busでギターを弾いていた者です。
深夜のピットイン、岡山、弘前、房総、、
川端さんと御一緒した時の事を色々思い出しました。
口数は少ないけれど、その言葉やトーンが
本当に優しくて嘘がなくて、、。
赤ちゃんのようで、同時に、おじいちゃんのような不思議な方でした。

一川 : 2010/07/16 – 23:57:07 –
今、一番思い出す川端さんの笑顔は湯布院のk別荘のプライベートルームで渋谷さんも一緒にspレコードを聴いていたときの笑顔。楽しかったなあ。あの頃。(いったいあれはいつのこと?)亡くなって10年はあっという間に過ぎてしまいました。渋谷さんはもっともっとあれから川端さんの分までお仕事してらっしゃって、天国から喜んでくださってますよね。きっと。無性に浅川マキを聴きたくなったですーー。

tshibuya : 2010/07/18 – 11:38:39 –
川端民生さんはほんとにすばらしい人でしたね。失礼ないい方かも知れないけど、ぼくはいつも「人間の出来がいい」なんて思っていた。いろいろ教わりました。

あんべ : 2010/07/18 – 13:29:11 –
「ジャズ界の味の素」・・・確かに。
もう10年か、早いね。
1998年のduo、年内には入手できるだろうか。お願いしますね、渋谷さん。
昨夜のくるみさん、とっても良かったよ♪

tshibuya : 2010/07/21 – 02:30:14 –
あんべさん、年内の予定でやってます。大丈夫だと思うんだけど。
くるみさん、がんばってるからね~。調子もいいみたい。

●明日泣く
2010/07/16 金曜日 – 08:56:31 by tshibuya

明日泣く(内藤誠監督)の音楽録音が終わった。でも、これでなにもかも終わったということではなくて、まだ編集作業がいろいろあるし、録り直し! なんてこともあるかも知れない
今回の映画では、いわゆる劇伴的な音楽は一切ない。といって、ドキュメンタリー映画ではないので、そんなことが難しかったり、その他事情もあったりで、ピアノは黒田京子さんにお願いした。メンバーは他に水谷浩章さん(b)とセシル・モンローさん(ds)。それに石渡明廣さん(g)。ぼくが弾いているのはほんの2、3曲だ。そうそう、出演者の武藤昭平(勝手にしやがれ)も演奏する。監督というのはときどきいってることを理解するのに苦労することがあったりするけれど、内藤監督にそういうところは一切ない。気持ちがいい。
撮影はこれから。都合がつく限り現場にも行きたい。さて、どんな映画になるんでしょうね~。

●暑いっ
2010/07/21 水曜日 – 09:34:24 by tshibuya

なにか急に暑くなった。本格的に夏だ。映画の仕事が一段落して気がゆるんで急に暑くなって体調がおかしくなった。風邪を引いたのかも知れない。それとも熱中症か。もうなんともないけど。
明後日からまたライブがつづく。まず、7/23は鎌倉の「ダフネ」で今村祐司G。ダフネにはめったに行かない(鎌倉は遠い)。今年2回目。小町通りのいい場所にあってライブハウスらしいいいところだ。週末は神戸「ビッグアップル」で
2days。7/24は清野拓巳さん(g)とduo。清野さんとは2回目だったかな、soloと清野さんのオリジナルをやる予定。25は影山朋子さん(vib,vo)と。はじめて。影山さんはvibと、それからマリンバもやるけれど、その二つを持ってくるのは大変だ。今回はvibかな~。で、うたも歌うという。ぜひ見てみたい。いや、聴いてみたい。ビッグアップルはうわさによると少しきれいになったらしい。どんな風になってるのか。
26は東京に戻って「なってるハウス」で、さがゆきさん(vo)、市野元彦さん(g)とセッション。はじめての顔合わせ。う~ん、楽しみだ。

2 Responses
さがゆき : 2010/07/28 – 02:00:43 –
市野さんと3人、すごく楽しかったです!
またこの三人でライブやりたいな・・・。素晴らしいな。

tshibuya : 2010/07/28 – 09:55:49 –
そう、楽しかったですね。機会があったらまたやりましょう。課題はいろいろありそうだけど・・・

●明日泣く撮影現場
2010/07/28 水曜日 – 09:43:48 by tshibuya

神戸から戻り、そのまま「明日泣く」の撮影現場へ。撮影は7/21からはじまっていて、音楽と直接関係のあるところは23日から昨日まで。25日は「なってるハウス」で一番大事なところだったけれどスケジュールが重なって行けなかったのは残念。でも、主役の女性ピアニスト(ピアノは弾いたことがないという)には洗足学園大学ジャズ科(ピアノ専攻)の学生がついてくれていて、おかしな挙動がないかどうかなど見てくれている。心強い。
26日の江古田「buddy」も大事なところだったけれど着いたら既に終わっていた。で、昨日は朝8時からこれも大事な島田カルテット(というのが出てくる)の演奏風景。武藤昭平(勝手にしやがれ)率いるカルテットの演奏で、おかしかったのは、格好、というか、演奏態度が実にバンドマンらしくて、それが演技にも見えなくて、そういえば昔こういう人はたくさんいたなあ、それがいまはファッションか(当時も同じだったんだろうけど)、などと余計なことを考えてさらにおかしくなる。
しかし早い! 撮影までに何年もかかって、いざ、それがはじまればあっという間に終わってしまう。そういうものなのかしら。

●お願いランキング
2010/07/29 木曜日 – 01:38:26 by tshibuya

TVは家にいればずっと点けているけれどちゃんと見てるわけではない。バラエティ番組(それも面白くない)ばかりだからということももちろんある。で、これがバラエティ番組というのかどうかよくわからないけれど、このところよく見てるのが「お願いランキング」。東京だけの放映かも知れないので見られない人には申し訳ないけれど、これが久々に面白い。どんな風に面白いのかはいわない。
こういうのは説明しても仕方がない気がして、あまりの馬鹿馬鹿しさにそれが新鮮に感じられるとでもいっておこうか。
毎日やっているのかどうか知らないけれど、今日もまた見てしまった

2 Responses
codi : 2010/07/30 – 13:40:42 –
気になってさっそくネットで調べちゃいました!
毎日やってるみたいですが、その時間はいつも夢の中です(笑)zzz。
近々夜更かししてチェックしなくては、ですね。(^^)

tshibuya : 2010/07/31 – 11:38:46 –
えっ、codiさんってそんなに早く寝ちゃうんですか。早寝早起きか~~、健康的ですね。
またライブにもお出かけください。

—–2010/08

●8月のライブ
2010/08/01 日曜日 – 18:41:59 by tshibuya

今月の「月の鳥」は2回、8/5(木)なってるハウスと8/18(水)アケタの店。なってるハウスは外山明さんがゲスト、アケタの店はduo。
8/6(金)のグッドマンのソロはゲストに松倉如子さん(vo)。ひさしぶり。ひさしぶりといえば、8/17(火)はピットインで何ヶ月ぶりかのオーケストラだ。
8/20(金)のピットイン昼は助川太郎さん(g)とduo。なにかいまから涼しげな気分。
無銭優雅関連は、8/22(日)ライラ、8/23(月)公園通りクラシックス。23日は津上研太のバースディライブで津上研太のBOZOも出演する。
8/25(水)は荻窪のベルベット・サンで、市野元彦さん(g)、外山明さん(ds)と。この3人での演奏ははじめてだ。
月末は28(土)が久万正子さん(vo)と狭山「カフェまつ」。30(月)はライラで西澤沙苗さん(vo,g)と。
もちろん今村祐司Gも2回ある。

●ひさしぶりにMULL HOUSEを聴きに行く
2010/08/03 火曜日 – 08:37:50 by tshibuya

ひさしぶりにMULL HOUSEを聴きに行く。MULL HOUSEの最初のアルバムを作ったのは1996年だからもう15年近く前になるんだなあ。最初のメンバー(石渡明廣、上村勝正、外山明、林栄一、青木タイセイ)が3人になって、昨年辺りから林栄一がまた参加するようになって、いまはカルテットになっている。
昨日はライブがなかったので、ではアケタの店にでも行きましょう、と2ステージ目に間に合うように家を出た。もちろんMULL HOUSEが出演しているのを確認して、だ。う~ん、いいなあ。演奏の印象は15年前そう思ったときとほとんど変わらない。いや、もしかしたらこのカルテットの方が最初の5人のときにちょっと感じた「甘さ」がなくなったという感じがして好きかも知れない。もちろん最初のアルバムもいいけどね。石渡明廣の作る曲はどれもすばらしい。で、その曲を石渡さんが弾くのが一番いいから、この理想のメンバーを得たいま、これを聴かないという手はない。と書いていて、まてよ、と思う。いや、石渡さんが弾けばどんな曲でもいいんじゃないか。いやいや、曲じゃなくても石渡さんが弾けばなんでもいい。ぼくは節操がないからすぐにそう思ってしまう。
MULL HOUSEのライブは残念ながら今月はもうない。でも石渡明廣が出るライブはこちらを見ればわかります。

●こんどの「しぶやさんといっしょ」は 9/5(日)
2010/08/06 金曜日 – 11:43:00 by tshibuya

かわいしのぶ(vo、b)、藤ノ木みか(vo、perc)、外山明(vo、ds)、渋谷毅(vo、p)、guest 小川美潮(vo)、さがゆき(vo)、藤本敦夫(vo、g)、上村勝正(b)。
絵はかわいしのぶ画伯!

2 Responses
岩下 和了 : 2010/08/06 – 12:17:45 –
残暑も厳しそうですね。イカとマグロとタコのせて~「クジラのバス」がたのしみです。あと、ヴォイス・チェンジャーがパワーアップしたとの風の噂、「カニのおじさん」もたのしみにしています。

tshibuya : 2010/08/06 – 12:45:47 –
あ、クジラのバスね。まだやってなかったな~~~。やってみようかしら。

●宣言してしまえばやらないわけにはいかない
2010/08/08 日曜日 – 14:17:41 by tshibuya

今日のピットイン(今村祐司G)が終われば6日間ライブはお休み。別に「夏休みを」と思ったわけではないからどこかに出かけるなんて計画はない。ま、雑用の日々。あれとこれとやって、これも、なんて考えてもその半分もできるかどうかわからないけれど、それでもやらないよりマシだ、とか思って過ごすんだろうなあ。
でも、(雑用ではないけれど)これはやろうと思っているのが、8/17のオーケストラのための編曲。石渡さんからずいぶん前に預かっている「凪」という曲をやってみる。と、ここで宣言してしまえばやらないわけにはいかない

6 Responses E-shibuya : 2010/08/10 – 22:19:37 –
ご無沙汰しております。
17日、オーケストラ聴きにいきます。

tshibuya : 2010/08/11 – 11:00:01 –
毎日暑いですね~~~
E-shibuyaさん、17日、お待ちしています。楽しみ!

みか : 2010/08/18 – 10:21:42 –
「凪」とてもよかったです。夏の終わり(まだまだ暑いけど)に聴くのにぴったりの曲ですね。渋オケが聴ける日本、しかも東京に住んでてよかったなーと思いました。大げさっぽいですけど、ほんとに思ったんですよ。

tshibuya : 2010/08/18 – 10:34:54 –
あ、みかちゃん、暑い中、どうもありがとう。
「凪」は石渡さんらしからぬ哲学的(笑)な曲ですが、どこかに甘さもあって、石渡さんの曲はそういうところが魅力、ともいえるので、好きです。う~ん、なんか変ないい方!
オーケストラのアレンジに関しては、いまちょっと考えているところがあって、それはそのうち(少しずつ)実現して行くと思います。「凪」はその一歩かな。

やもり : 2010/08/23 – 01:01:08 –
私にとっての初オーケストラ楽しませてもらいました。奇しくも「ずっと西荻」ではなくなったオーケストラでした。いまはわけあって「凪」のみえる丘のある町で「帰る方法」を考え中です。

tshibuya : 2010/08/23 – 10:34:15 –
やもりさん、歴史的な一日につき合ってもらってありがとうございます。
思えば「ずっと西荻」から外山さんはいたんですね~~。縁があったというか。
凪が見える丘の町からはきっと月の鳥も見えるでしょう。帰る方法がいくつあるのかわかりませんが、取りあえず3からですね(笑)。

●夏休み
2010/08/16 月曜日 – 09:43:11 by tshibuya

夏休みの最後に、友だちの友だちから山椒の木をもらった。家にあるのは実がならないので、実がなるのがほしかった。その友だちの友だちは成田の奧に住んでいて、そこはまるで植物園みたいになっていて、そこで暮らしているのかどうかわからないけれど、まるで仙人のような生活をしている。といっても仙人の生活、知らないけど(笑)。
冷たい井戸水で冷やした素麺を御馳走になったり、そこら辺にあるブルーベリーを採って食べたり、もちろんビールも飲んで、夏休みみたいだった休みが最後になってほんとの夏休みになった。
みょうがもたくさんもらった。みょうがは大好きなので、たくさんあるとなにかこころ豊かな気分になる。山椒はもう植え替えた。みょうがは今日やる。無事に根づくように!

●なんだか調子がいい
2010/08/20 金曜日 – 10:53:24 by tshibuya

夏休みが終わってまたライブの日々。連日ライブも昨日で3日目。なんだか調子がいい。
古澤さんがいなくなった・・・外山さんになった「新生」オーケストラも3ヶ月半ぶりにやって、さてどうなるんだろうなあ、という第一関門も無事に通過したような気がする。
それに「月の鳥」もやっていることは毎回同じようでも、毎回同じでなにかおかしい、という理屈もないのだから、毎回同じのその演奏が楽しいのならなにも問題はない。まずは理想の日々。
問題は音楽にあるんじゃなくて、それをする個人にあったりするわけで、それを音楽のせいにしては音楽に申し訳ない。こんどはこういうことをやります、なんていうのは下の下のことで、そういうことをいわなくてはいられない精神というのはどこか狂っている。
ま、調子がいいとこういうこともいえるんですね(笑)。さて、今日は助川太郎さん(g)とピットインの昼。すごく楽しみ!

2 Responses
森田孝一郎 : 2010/08/26 – 09:05:30 –
川端さんと古澤さんから、がっちゃんと外山さんへ。
古澤さんはまだ生きている!
渋谷さんもいつまでもお元気で!
来月お会いしましょう。

tshibuya : 2010/08/26 – 12:02:14 –
あ、ほんとだ。そうなのにそんな意識は全然なかった。
古澤さんとは10月にアケタの店でセッションをやります(廣木光一、他)。
来月、楽しみにしています!

●いのちの木陰
2010/08/26 木曜日 – 11:07:48 by tshibuya

何十年ぶりかに佐良直美さんの歌を作った。話があったのが今年一月、半年以上かかって、やっとでき上がった。いのちの木陰。作詞はこれまで数え切れないほどいっしょに仕事をしてきた山川啓介さん。内容については山川さんの書いたのがあるのでその全文を載せておきます。
発売は11月24日。

すずやかな愛に抱かれて ~「いのちの木陰」がうまれるまで~

最後にお会いしたのは、ふた昔以上前でしょうか。ほんとうに久しぶりに佐良直美さんの歌を書かせていただくことになり、那須高原のお宅を訪ねました。自然がそのままの、広大な敷地、その中に点在する建物には、100匹を超える犬や猫たち。血統書つきではなく、捨てられたり、迷い込んだりして飼われるようになったほうが多いかも知れません。なんとなく聞いてはいたのですが、実際の暮らしぶりを拝見して、ひと目で圧倒されました。その清潔さ。手間や費用のかけかた。なによりも、ひとつひとつの生命に分けへだてなく注がれる、佐良さんの的確であたたかな視線。ペットたちを、文字通り”猫かわいがり”する人種もたくさんいます。でも佐良さんの愛情には、愛する生命に死ぬまで責任を持ち続ける、しなやかな強さがある。「よかったら、ここも見てみます?」と案内された彼女の寝室には、シンプルなベッドがひとつあるだけ。けっして狭くはない残りの
スペースは、大きなゲージがいくつも。「この部屋の主人も、あたしじゃなくて犬と猫」と涼やかに笑った佐良さん。とたんにぼくの中に、ひとつの言葉が浮かびました。「いのちの木陰」。そう。佐良さんのひろげた両手は、その大らかな愛情は、目に見えない木陰なんだ。傷ついた生命、疲れた生命、弱い生命、そんな生命たちが木陰に安らぎ、まどろみ、また生きる力を取り戻す。犬も猫も、そして人間も…。そうやって生まれた詞に、敬愛する旧友、渋谷毅さんがぴったりのメロディーをつけてくれました。ふた昔前とちっとも変わらない、いやもっと深みを増した佐良さんの歌声が心地よく、思わず深呼吸したくなります。いのちの木陰に吹く、緑のそよ風に抱かれた昼下がりのように。

4 Responses – “いのちの木陰”
ケイ : 2010/08/26 – 12:58:59 –
素敵なメイキング オブ ストーリーですね!
拝聴できるのを楽しみにしています。

廣野朝美 : 2010/08/26 – 21:31:20 –
渋谷 毅 さま、

こんばんは。 
佐良直美さんの消息は、何かの雑誌で拝見しましたが、世界は二人のために…の、大らかで温かな感じの声を、今も覚えています。
いつか、拝聴できるのを楽しみにしております。
-華乃家ケイさんとのCDを楽しみつつ-   廣野朝美

asianimprov : 2010/08/27 – 07:40:59 –
佐良直美さんは歌手としては既に引退されたと思っていたのに、声はぜんぜん衰えていない。うーん。さすがです。
昔は毎日というほどテレビで見ました。こういうかたちで「復活」するなんて、いいですね。

一川 : 2010/09/05 – 23:07:30 –
いのちの木陰。山川啓介さんが浮かんだ言葉は天使の直感とか閃きのような言葉ですね。思わずうるうるしてしまいました。創むための詞はこうでなければと尊敬のまなざしです(^^;佐良直美さんの変わらない生き方にも感動しました。このタイトルだけでも素敵な詞に渋谷さんはどんなメロデイーを乗せてくれるのでしょう。とてもとても楽しみです。

●しぶやさんといっしょは 9/5(日)
2010/08/30 月曜日 – 11:24:28 by tshibuya

しぶやさんといっしょ、一週間前です。で、もう一度。
かわいしのぶ(vo、b)、藤ノ木みか(vo、perc)、外山明(vo、ds)、渋谷毅(vo、p)、guest 小川美潮(vo)、さがゆき(vo)、藤本敦夫(vo、g)、上村勝正(vo、b)。
新しい曲もあります。藤本さんの「どこにもないランド」も!

One Response
asianimprov : 2010/08/30 – 20:44:06 –
かわいしのぶさんの描くイラストは、彼女の弾くベースみたいに、動きがあって、しかしバランスが取れている。ユーモアのセンスもある。才能ですね。
レトロな水着を着て酒瓶片手に鍵盤の海で溺れそうになっている渋谷さんと、潮を吹くくじら、そして、可愛らしい大蛸(海坊主か?)の組み合わせもうまい。

—–2010/09

●9月のライブを紹介
2010/09/01 水曜日 – 10:31:14 by tshibuya

まだ猛暑がつづくけれど今日から9月。秋だ、秋だ。
今月前半のライブを紹介します。全部はスケジュールに載っているのでそちらを見てもらうとして、
まず、9/3(金)、高円寺のグッドマンで行川さをりさん(vo)と。行川さんとははじめて。楽しみ。
9/4(土)は相模大野のアルマ・オン・ミュージックで酒井俊さん(vo)となんと12年ぶりに。さて、どんなライブになるんでしょうね。
9/5(日)は今年2回目の「しぶやさんといっしょ」。略して「しぶいつ」。入谷「なってるハウス」で。今回のゲストは、小川美潮さん、さがゆきさん、藤本敦夫さん、上村勝正さん(がっちゃん)。美潮さんは永久ゲストで、がっちゃんは半永久ゲストだ(笑)。さがさんは3回目かな。藤本さんはこの間のアケタの店特別「しぶいつ」にきてもらったら、すご~く面白かったのでまたきてもらう。
最近「どこにもないランド」というすてきなアルバムを出したばかり。その「どこにもないランド」もやります。
9/10(金)から9/13(月)までは市野元彦さん(g)とミニツアー。国立のノートランクス、京都ブルーノート、神戸ビッグアップル、静岡ドットクール。市野さんとはこのところ毎月やっていて、それがとても楽しい。
「月の鳥」は9/15(月)、アケタの店。ゲストはもちろん外山明さん(ds)。「月の鳥」は今月後半にもあります。

2 Responses
妃摩甚 : 2010/09/02 – 07:42:01 –
先日はピットインでのライブ楽しみました、ありがとう!俊さんとのライブこっそり行く予定でしたが、こちらに外せぬ予定が入り行けなくなり落ち込んでいます。ここ数年ずっと俊さんを追いかけてますので、すごく気になります、デビューごろから数えると何十年ですね。またチャンスを狙います。それから無銭優雅のCDありがとうございました。毎日毎日聴いてますが、何度も何度も繰り返して聴き続けるレコードなんて何十年ぶりです。不思議な魅力を持ったアルバムですね。生も聴いてみたい。津上・清水は去年の夏、中野で聴きましたが、渋谷・津上はまだです。これも楽しみです。それと10月の広島楽しみにしちょります。

tshibuya : 2010/09/02 – 20:32:07 –
先日はどうも~~~
俊さんとは10月にもライブがあります。こられればいいですね。
10月、広島で会えるのを楽しみにしています!

●しぶやさんといっしょ、無事終了
2010/09/07 火曜日 – 00:05:53 by tshibuya

「しぶやさんといっしょ」のときはいつもそうだけど、地に足が着いてない、ふわふわ、といった感じがずっとつづいて、気がついたら終わっている。昨日もそうで、これでいいんだかどうなんだか、でも、楽しいから、ま、いいか、と思っているうちに次のライブが近づく。
昨日はゲストの、さがさん、美潮さん、藤本さんがすばらしく(もちろんメンバーもだけど)、特に藤本さんはおかしくて、すてきで、笑った。
いつも同じようなことをやっていても、少しずつ違う曲もあって、昨日は3曲が新しい(実は古い)曲だった。藤本さんの「どこにもないランド」を入れれば4曲だ。忘れているけれど、まだもう少し曲はありそうなので教えてもらってレパートリーに加えたい。今回の「小犬と結婚なさい」「月が出る」のように。
次回は12/4(土)、アケタの店です。クリスマスの歌などたくさんやります。ぜひお出かけください!

●明日から
2010/09/10 金曜日 – 12:22:30 by tshibuya

明日から市野元彦さん(g)と関西方面にツアー。
9/11(土) 京都ブルーノート
9/12(日) 神戸ビッグアップル
9/13(月) 静岡ドットクール
3日間のツアーだからかわいいものだけれど、今日のノートランクスを入れれば4日間だ。
昨年だったか神戸のビックアップルでかかっていたアルバムがすばらしいので、これ誰? と聞いたのが市野さんを意識した最初で、それがTime Flowsというアルバムだった。
その後、二子玉川の「ライラ」のマスターにその話しをしたら、早速連絡を取ってくれてはじめてのduoが実現した。それが3月で、それから月に1回はどこかでやっている。
市野さんのことをうまく説明することはできないけれど、(音楽上の)テンションの感じ方に共通するものがあるんだと思う。いっしょにやっていて楽しい。

しぶやさんといっしょ 2010/9/5 アフター
2010/09/14 火曜日 – 20:32:58 by tshibuya

前列左から、上村勝正、さがゆき、渋谷毅、藤本敦夫
後列左から、大川俊司、小川美潮、藤ノ木みか、かわいしのぶ、外山明
きれいに列んで、まるで鉄琴みたい。あ、アタマたたかないで!

Category : しぶやさんといっしょ
Posted on 2010/09/14 火曜日 – 20:32:58 by tshibuya
Jump to the comment form
http://blog.carco.jp/wp-trackback.php?p=998

●confeito
2010/09/16 木曜日 – 12:02:48 by tshibuya

さがゆき、助川太郎、土井徳浩、この3人によるconfeitoというアルバムができた。
なぜここに紹介するかというと、なんとライナーノートを書いたのだ。詳しいことはconfeitoのマイスペースで。試聴もできます(confeitoのマイスペースのジャケットをクリックする)。

●九州へ
2010/09/19 日曜日 – 11:08:31 by tshibuya

九州に行ってきます。九州は昨年の7月、オーケストラで行ってからだから1年2ヶ月ぶり。
今回は平田王子さんとduo。平田さんと九州に行ったのは平田さんの3枚目のアルバム、マイ・ジョアンができたときだったから2年前か。今回は先ごろ完成した平田王子・杉山茂生のFree the birdの完成記念の意味もある。平田さんの新しい曲も何曲か聴いてもらえると思う。
9/20 日南「桜」
9/21 鹿児島「LIVE HEAVEN」
9/23 柳川「ファンクール」

昨年の鹿児島の翌日は皆既日食をちょっとだけ経験。今回の鹿児島の翌日は中秋の名月だ。晴れるといいなあ。

●ソフトリーは絶好調
2010/09/27 月曜日 – 17:33:37 by tshibuya

昔、鹿児島にいたソフトリー(こと黒川研一)はいま日南の飫肥にいる。飫肥の「桜」でのライブにはいつもきてくれるけれど、このところ体調が思わしくないときが多い。しかし今回はひさしぶりの絶好調で、昔のソフトリーがそこにいた。話しが止まらない~~~
「桜」のライブはとても楽しくて、いつものことながら最後の方はよく憶えていないけれど、ひどい失敗の記憶もないからよかった(としよう)。
翌日はレンタカーで鹿児島まで。いつも同じ道ではつまらないので、今回は大隅半島の真ん中辺りを横切って桜島の裏側の方に出る県道を走ってみた。途中、牛根峠というところを越えるのだけれど、その辺りには巨大な風車(もちろん発電用の)が20何基あって、近くに行くとそこは天体望遠鏡がある施設などもあって(残念ながらこの日は休館日だった)広々とした芝生の丘が拡がっている。景色がすばらしい。
鹿児島に無事着いて、「LIVE HEAVEN」のライブも無事に終わり、打ち上げは「雨月」で。いつも行く「吉次郎」はお休み。翌日は中山信一郎さんのお見舞いに行って、夜は「吉次郎」で碁を打つ。何局も打って負けたのは一局だけ。おかしい。強くなってるわけはないのに。いい気持ちで遊んでいたらなんだか気分が悪くなってきた。そういえば毎日飲まなくてはいけない薬をもう3日間も飲んでいない。
翌日は鹿児島中央駅のすぐ前にある「門」という喫茶店(ジャズがかかっている)に顔を出して新幹線で大牟田へ。そこで西鉄に乗り換え柳川まで。
柳川には3時前に着く。名物の鰻を食べて、ファンクールでライブ。今回の九州では一番落ち着いてできた。どこの演奏もよかったけれど、なんだか特によかったような気もする。悪かった気分もあわてて飲んだ薬が効いてきたのか気にならなくなった。

2 Responses
松野 靖 : 2010/10/02 – 17:30:39 –
鹿児島ボサノバライヴ出かけました。久々の来鹿ありがとうございます。
平田さん、のってました。 渋谷さんのピアノもキラキラ輝いているように見えました。
又のおこしをお待ちしてます。

tshibuya : 2010/10/05 – 15:24:38 –
今回のライブは満員盛況というわけにはいかなかったけれど、内容はとてもよかったと思っています。
こんどはいつかな~~~ いつになるかわからないけれど、また行きたい。吉次郎で碁も打ちたい!

●今月と来月
2010/09/28 火曜日 – 12:53:04 by tshibuya

明日は西荻窪のサンジャックで土井徳浩さんとduo。明後日は二子玉川のライラで月の鳥。昼間は頼まれたレコーディングで夕方まで。で、今月の予定はお終い。
10月は今年一番のライブが多い月かも知れない。目が回りそう。詳しいことはスケジュールを見てもらうとして、オーケストラが2回、月の鳥が3回、下北沢のラ・カーニャの30周年記念のライブが2回(期間中、沢田としき展もあります)、後半は廣木光一さんと一週間の旅。もちろん平田王子さんとのduo、市野元彦さんとのduoもあります。さがゆきさんとも2回(WMAとduo)だ! 体調に気をつけなければ(いうだけにならないように)。

4 Responses
asianimprov : 2010/10/01 – 21:09:43 –
二子玉川のライラでは、ほんと、贅沢をさせていただきました。(笑)小雨が降っていたとはいえ、渋谷さんと石渡さんのあんな素敵な「月の鳥」を聴きにこないなんて、もったいない。階段から足音が聞こえて、「あ、やっと三人目が来た」と思ったらお客じゃなくてPさんだった。(爆)
しかし、あの7/4拍子の曲は面白いです。ヒザがカックンします。転調もしてるんですかね。石渡さんの書く曲はどこか狂っているのが好きです。

tshibuya : 2010/10/02 – 03:01:44 –
まったく、石渡さんはいいですね。ぼくも大好きです。月の鳥といってしまえばぼくも入るわけで、ちょっと自信もぐらつきますが、そういうことは別にして、いま一番気に入っているのが月の鳥です。またお出かけください。

asianimprov : 2010/10/02 – 23:55:51 –
はい、ではまた東京へ・・って、そう何度も行けるわけないじゃないですか。(笑)

今回は近くでじっくりと石渡さんの技を見ましたが、シングルトーンに酔わないのが好きです。和音も早弾きも、なにげなく洗練されている。ミュートも効果的で、カッティングがキレキレ。虹のように変化する多彩な音色(イフェクターの魔術)があざとくならないのは石渡さんの知性のなせる技だと勝手に解釈しています。

渋谷さんとデュオをやるギタリストは何人も聴きましたが、石渡さんとの「間合い」が今のところ最高に思えます。
そういえば、今度、久しぶりにツアーをされる廣木さんのガットギターと渋谷さんの右手がユニゾンになる瞬間も捨てがたいです。タンノイ博物館ですね。とりあえず、5日の平田王子さん(彼女のギターもほんとに素敵!)とのライブ、東京のみなさん、二子玉川のライラに集合ですよ!

tshibuya : 2010/10/05 – 15:30:44 –
はい、今日はライラで平田王子さんとduoです。今日を逃すと来月の終わりまで一緒の機会はないので、みなさん、ぜひ、お出かけください!