blog.carco.jp 2007 04~06・・

—–2007/04

●桜
2007/04/02 月曜日 – 06:31:41 by tshibuya

中牟礼貞則さん(g)と九州を廻っています。
3/30は飫肥の桜というお店。桜満開のときに桜でライブとはでき過ぎた話ですが、これはちゃんとそう考えた上のことで、考えたのはこちら(飫肥)にいるソフトリーこと黒川研一。
でも、桜は満開とはいかなかった。咲いたばかりの二分咲きくらい、ちらほらといった感じで、しかし、まあ、このくらいの方が上品ではあります。
桜(お店の方)はちょっと山にかかる田圃の中にあって、こんなところでお店がやっていけるのか心配になるくらいのものの、まずは理想卿といったところで、ライブには30人以上のお客さんが集まってくれて盛会でした。
ソフトリー、桜の渡部さん、それから日南の木村さん、どうもありがとう。
翌日は五百裡神社(裡の字はちょっと違う)にあるソフトリーの家に寄って都城回りで鹿児島へ。鹿児島は桜満開でした。

6 Responses – “桜”
かつき : 2007/04/04 – 14:30:10 –
明日の地図でのライブ、楽しかったです!
3曲目の曲名を教えていただけないでしょうか?
ライブに行けなかった旦那のためにおみやげに月の鳥を購入して帰りました。「渋谷節、いいねぇ~」と言っていましたよ。

tshibuya : 2007/04/04 – 16:35:50 –
かつきさん、コメントどうもありがとう。
3曲目の曲名ですか。う~ん、困った、憶えていない。最初ピアノだけで、途中から中牟礼さんが入ってくるかわいい曲だったら「ディア オールド ストックフォルム」かも知れません。でも、大概の曲がピアノからはじまるんですよね(笑)。

かつき : 2007/04/09 – 11:35:56 –
ネットで試聴したらやはり「ディア オールド ストックホルム」でした。ずっとメロディーが頭から離れなかったので‥‥どうもありがとうございます。
ライブのときに横に座っていたそうちゃんが、この曲が始まってしばらくして「今日は中山(さん)の好きな曲ばっかりだなぁ~」と言っていましたよ。

tshibuya : 2007/04/10 – 08:03:24 –
わかってよかったですね。
この曲はスタン・ゲッツ(ts)の演奏で有名ですが、ぼくはジョン・ルイス(p)とジム・ホール(g)がやっているのが大好きです。かなり昔のレコードですが。
追記
ジョン・ルイスのレコードでは題名が「ワームランド」となっています。

森田孝一郎 : 2007/04/13 – 14:02:33 –
出遅れました。
九州ツアー、おつかれさまでした。
ソフトリーの写真にビックリ。。

tshibuya : 2007/04/13 – 17:04:57 –
森田さん、ライブのときはお世話になりました。おつかれさま。
ソフトリーが元気だったんでうれしくて一枚載せました。ま、怒られはしないでしょう(笑)。
またの鹿児島の節は、よろしく。

●九州から帰ってきました
2007/04/04 水曜日 – 17:54:37 by tshibuya

飫肥「桜」
鹿児島「明日の地図」
緒方「日本晴伝承ホール」
宮崎「ライフタイム」

飫肥の桜はまだまだだったけれど、夢のような景色の中にある「桜」(こちらはお店の名前)で演奏していい気分だった。翌日寄ったソフトリーが住んでいる神社もまたすばらしいところ。いつきてもいいところだと思う。
午後、車で鹿児島に向かう。鹿児島は桜満開。着いた日は「明日の地図」でライブ。翌日、中山信一郎さんをお見舞いに。その日はオフで大いに飲もうと思っていたけれど、二日酔い気味でそうもいかない。
翌朝、駅前の朝市に。明日の「ライフタイム」の打ち上げのためにそら豆と塩漬けのらっきょうを買う。塩漬けのらっきょうはおいしい。甘酢漬けのらっきょうなんてメじゃないのだ。
列車を乗り継いで緒方へ。すぐに「日本晴伝承ホール」に行って準備。昔の酒蔵がホールになっていて音がよく響く。こちらにいる本田和典くん(ds)と小倉の増根さん(b)、それにやはりこちらで活動している藤井絵里さん(笙)、5人でセッション。笙の音がよく響く。
翌4月3日、宮崎へ。最終日。JRを乗り継いで5時間半、大分からの特急ではほとんど寝ていた。
「ライフタイム」でちょっと休んでライブがはじまる。文句なく楽しい。打ち上げはマスターの草野さんの作ってくれる料理の数々。これがすご~くおいしい。
そら豆もおいしかった。らっきょうは…食べるの忘れました。
お世話になったみなさん、ありがとう。

追記
緒方に昔からの知り合い、別府の得丸さんがきてくれてびっくり。得丸さんは昔ジャズ喫茶のマスター、また、城島ジャズフェスティバルをプロデュースしていた快男児で、いや、忘れるくらいひさしぶりだ。
もうひとつびっくりしたのは初日にやった「桜」のマスターがきてくれたこと。飫肥から緒方は遠い。JRで6時間くらいかかる。なんでも緒方の隣の三重町にお友だちがいるとか。で、思い出したんですが、10年近く前、ぼくは三重町の小学生の詞に曲をつけたことがあった。その三重町がどの辺りにあるのか知らなかったので、緒方ははじめてだなぁ、などとぼんやり思っていた。それでつながった話もあって、緒方ははじめての町から一挙になつかしい町に変わった。

4 Responses – “九州から帰ってきました”
元パノニカの常連 : 2007/05/14 – 21:13:55 –
渋谷さん、こんばんは。
元パノニカ/オーナーの中山信一郎さんはお元気になられたでしょうか?2005年の秋に入院されたと聞いていました。
小生は79年~83年まで仕事で鹿児島市に滞在し、渋谷さんのライブもパノニカで何度か聞かせて頂きました。当時もパノニカでライブのお手伝いをしていましたが、今でも静岡の某ライブハウスで補助スタッフをしています。7月に静岡でデコちゃんとのジョイントライブ、今から大変楽しみです。

tshibuya : 2007/05/15 – 10:17:13 –
そうですか。79年からというと、中山さんがプロデュースした「dream」「cook note」が出た直後ですね。あのころはよく鹿児島に行っていたので、ということは、何回もお会いしているわけですね。
中山さんは相変わらず病気療養中です。先月はじめ中牟礼さんとduoで行ったとき会ってきました。
静岡でお会いしましょう。

元パノニカの常連 : 2007/05/15 – 21:05:01 –
>渋谷さま
早速の返信コメント有難うございます。
♪DREAMといえばパノニカ、確か中山さんがライナーノーツを書いた記憶が・・・。
パノニカといえばライブ中の演奏の音が大きくて3Fの整骨院のオヤジがどなり込んできたことや、ベースのバタやん、ドラムの文男ちゃん、サックスの誠一さんらの熱い演奏、そしてボーカルと言えば、中山さんのお気に入りは清水デコちゃんでしたね。
そのデコちゅんと一緒ということで7月の静岡ライブ、本当に楽しみです。

tshibuya : 2007/05/15 – 22:25:51 –
そうそう、そんなことがありましたね。
クインテットで行ったとき、上のオヤジさんが木刀持って怒鳴り込んできたことがありました。粉川さん(tb)が怒って殴りかかろうとしたので止めるのに苦労しました。いまになってはなつかしい思い出ですが(笑)。

●日曜日
2007/04/08 日曜日 – 20:10:22 by tshibuya

小学生、中学生のころは日曜日がくるのが楽しみだった。なんてったって学校がお休みだから。土曜日の午後になればもう日曜日と同じで、しかも明日も日曜日なのだからうきうきするのは当然で、さて、なにをしようか、近くの川に魚釣りに行こうか、セミ捕り、トンボ捕りもいいな、最近乗れるようになった自転車でどこかに行ってもいい、…と、遊ぶことしか頭にない。
最近は(といってもこういう仕事をはじめてからだから、ずいぶん前から)そういうことがなくなった。仕事があれば日曜もなにもないし、もしなくても、それが日曜日なのかどうかその辺りから既にはっきりしない。しかし、頭のどこかにはまだその頃の「日曜日はお休み」という記憶が残っているらしく、あ、今日は日曜日だと気がつけば、もし月曜日に大仕事がなければ遊ばなくてはいけない気分になる。
今日は日曜日。で、遊ぶわけにはいかないけれど、かといって仕事のことばかり考えていられるわけがないから、だからこんなことを書いている。

●今月のライブから
2007/04/10 火曜日 – 12:03:03 by tshibuya

今月は楽しみなライブが目白押し(目白押しってほんとはどういう状態なんだろう。見たことない)。
まず、鈴木道子さん(vo)とのライブ。道子さんと旅に出るのははじめてじゃないか。いや、昨年一日だけ盛岡があった。あのときは道子さんと二人だけだったけど、こんどはトリオ(小杉敏、渡辺文男)で、東京で何回かのあと、豊田と名古屋に行ってきます。
その豊田の前はピアノソロで橿原と神戸。橿原の会場は教会で、なにしろ教会だからピアノが美しく響くはず。

4/18のグッドマンは上々颱風の映美ちゃん(vo)と。う~ん、忘れるくらいひさしぶり。いつもとは違う「ただなんとなく歌う」映美ちゃんが聴けます。
4/27。鈴木祥子さん(vo、etc)と南青山MANDA-LA。実はぼくは鈴木祥子さんのファンで、10年近く前、彼女がバカラックを歌ったCDを聴いて(その前後のアルバムも)、いつかいっしょにやってみたいと思っていました。その機会がとうとうきたわけです。うれしい。
月末から5月はじめまではオーケストラの旅。甲府、名古屋、京都、神戸、京都精華町、大阪、と行ってきます。
もう少し詳しいスケジュールはこちら。

11 Responses – “今月のライブから”

torigen : 2007/04/14 – 00:27:06 –
上々颱風の映美ちゃん(vo)、これまた聴いてみたくなるなぁ。
橿原も、もう直ぐですネ?
鈴木祥子さんですか?おぉ!これはまたサプライズ。
パーカッションとかやってる人だったような…、しかもお若い?

tshibuya : 2007/04/14 – 02:40:34 –
鈴木祥子さんは、歌、キーボード、ドラム、ギター、となんでもやる超がつく才人です。
まだ一度しかお会いしたことないんですけどね。楽しみです。

後藤勇 : 2007/04/14 – 22:08:15 –
先日、祥子さんと渋谷さんが共演したら、、、と夢想していた矢先の共演実現、驚きました。
渋谷さんが祥子さんファンと知って二重の驚きです。
音にことばに、どことなく城南地区出身の匂いを嗅ぎ取ってしまうお二人の共演楽しみにしています。
祥子さんには「マイ・マン」を歌ってもらいたいなぁ。

tshibuya : 2007/04/15 – 07:33:59 –
後藤さんは城南の育ちですか。で、そうすると、鈴木祥子さんも城南の育ちなんでしょうか。
ぼくは千鳥町に生まれ、高校まで沼部、それからあとは蒲田でした。ずっと城南。だからあの辺りのことはよく知っています。多摩川は庭のようなものでした。

後藤勇 : 2007/04/16 – 20:36:23 –
私は蒲田です。祥子さんも今は京都に移ってしまいましたが、大田区出身ですね。たしか大森の辺りだったかと思います。「River’s End」に出てくる「汚れた河」というフレーズを聴くとなぜか呑川を思い出してしまうのです。

tshibuya : 2007/04/17 – 09:32:43 –
ぼくが通っていたのは大森七中で、その先を下りたところが十中、呑川はその辺りを流れていたと思います。
どうということのない小さな川で、でも、まだ暗渠にはなっていなかったから川の様相はしていて、といっても、そのころからお世辞にもきれいな川ではありませんでした。
やっぱり多摩川。その多摩川も一時は真っ黒に汚れていて、いまは大分元にもどっているようですが、でも、昔はたくさんいた釣り人もいまはほとんど見かけません。中学生のころはハゼやハヤを釣ってきて焼いて食べたものですが。

asianimprov : 2007/04/17 – 21:28:59 –
すすすす鈴木祥子!VIRIDIAN, 水の冠, 風の扉, Long Long Way Home,
Hourglass, Radio Genic, Snapshots, Candy Apple Red, 私小説。以上が僕の持っている鈴木祥子のアルバム。実はファンだったのです。渋谷さんもファンだったとは思いませんでした。バカラック集だけ聴いていないので、探してみます。
「水の冠}から「Hourglass」あたりが好きです。矢野顕子が「夏のまぼろし」をカバーしていますが、これも素晴らしい。鈴木祥子は、カントリー歌手っぽいちょっと鼻にかかった歌い方と楽曲の揃いの良さが素敵です。渋谷さんとどんなセッションになるのか、想像するだけでわくわくしますね。では、橿原でお待ちしております。

るみん : 2007/04/19 – 17:21:18 –
W-zero3仲間の流民であります。
グッドマンのライブ心地よかったです。
またそのうちやってくださいませ。

「目白押し」の写真見つけました。
http://www.ecosys-jp.net/mejirorihabirihuukei.html

最近ではメジロ自体が少なくなって野生で見ることはかなり難しくなったようです。

tshibuya : 2007/04/19 – 17:36:10 –
早速写真見てきました。
なるほど~。こういうふうに横並びで、ね。人間じゃないから縦にはならないですよね(笑)。
昨日はぼくも楽しかったです。映美ちゃんとやった中では一番よかったんじゃないか。

tshibuya : 2007/04/19 – 17:41:38 –
asianimprovさん、明日よろしくお願いします。予定通り行きます。
鈴木祥子さんはなんか不思議な人ですね。旅から帰ってきたらリハーサルです。
楽しみ。ほんとに。

青い髪 : 2007/04/21 – 06:32:05 –
なってるハウスでも、是非、映美ちゃんとのデュオをお願いします。

●松本治さんとレコーディング
2007/04/15 日曜日 – 11:36:50 by tshibuya

石渡明広さんとのduoにつづいて松本治さん(tb)とのduoを作っています。
ほんとは昨日で終わるはずだったのが、全部録りきれず、日を改めてもう一日ということになった。
duoはむずかしい。二人しかいないから音がよく聞こえすぎる(笑)。それでその場で反省したりしているとさっぱり先に進まないから、ま、いいか、と次に行くわけだけど、しかし、あとで聴いてみるとどうということはないところで悩んでいたりして、それがわかっていてもその場はそんな冷静な気分ではいられないから結局時間がかかる。そういえば石渡さんとのときもそうだったなぁ。
完成は9月の終わりか10月はじめの予定。

●奈良、神戸、それから
2007/04/19 木曜日 – 12:47:17 by tshibuya

明日から関西方面へ。
まず、奈良橿原の八木教会、それから神戸のビッグアップル。これはsolo。つづいて22日豊田のキーボード、23日名古屋ラブリー。こちらは鈴木道子さん(vo)、小杉敏さん(b)、渡辺文男さん(ds)といっしょ。道子さんのすばらしくジャズな歌が堪能できます。
文男ちゃんとのつき合いはぼくがジャズをはじめたときからだから40年以上、よくも…という感じがします。さ、行ってくるぞ。

4 Responses

志津花 : 2007/04/19 – 20:23:00 –
行ってらっしゃいませ。お気をつけて!!

torigen : 2007/04/21 – 10:07:49 –
橿原、大盛況だったと…渋谷さん。
もうそろそろ起床されたのかなぁ?
Live中に飲めない分、asianimprovさんちに戻ってからしこたま飲んだんじゃあ~りませんか?わはは。
静岡の千賀さんちのblog常連さん、りりーさんも愛知県から駆けつけたらしいですヨ!
行きたかったなぁ、私も。

森田孝一郎 : 2007/04/24 – 08:13:24 –
同メンバーによる10月の九州ツアー、楽しみに待ち構えております。。

tshibuya : 2007/04/25 – 07:28:13 –
toriさん、橿原八木教会のことは別項で書くことにして、ともかく無事終わりました。
森田さん、10月、よろしくお願いしますね。一年に二度三度と九州に行けるなんて、昔はともかく、いまは奇跡みたいなもんです(笑)。またみんなに会えるのを楽しみにしています。

●教会で
2007/04/25 水曜日 – 09:06:19 by tshibuya

橿原市にある八木教会。古い木造の教会で70年くらい経っているらしい。音がよく響き、それも、響きすぎるという感じではなく、ちょうどいいくらいの残響で気持ちがいい。
会場は満席。主催してくれた神田さん、他、関係者のみなさんに感謝です。持って行った「ファンクールLIVE」DVD、「月の鳥」は全部売り切れてしまい、翌日からの分はなくなってしまいました。もっと持ってくればよかったなぁ。
そういえば、この教会の牧師さんはジャズファンで、若いころはサックスを吹いてたんですって。打ち上げではそういう楽しい話をして、気がついたらいつの間にか酔っぱらっていた。ま、いつもそうなんですけどね。

追記。
昔、有楽町のスバル街に「ママ」というジャズ喫茶があって、学生のころから毎日のように通っていた。その「ママ」が区画整理かなにかで新宿に移り、そのころからぼくのジャズ喫茶通いも少なくなったわけですが、なんと、牧師さんはその新宿「ママ」を手伝っていたという話。びっくりしました。そのころ通っていればお会いしてたのにね

2 Responses

asianimprov : 2007/04/25 – 20:16:25 –
asianimprovこと神田です。聖職者が実はジャズ親父だったことがわかり(爆笑)、また、ウチアゲ参加者には元ベーシストとか現ドラマーとかがいて面白かったです。渋谷さんのおかげで楽しい時間が持てました。
牧師さんは「次は何時やろうか?」とか口にしているみたいですが、僕は知りません。(笑)
なお、観客の中にいたプロのピアノの先生が友人に「初めて聴いたが、渋谷さんのピアノに感動した」と語ったそうです。

tshibuya : 2007/04/26 – 08:01:23 –
神田さん、おつかれさまでした。ほんと、楽しい一時を過ごさせていただきました。
しかし牧師さんがジャズファンっていうのはいいですね。昔だったら「変わり者」といわれたのでしょうが、いまだったら「人格者」とみられる(かも知れない)。
ぜひまたいつかライブやりましょう。

—–2007/05

●オーケストラの旅、終わる
2007/05/07 月曜日 – 09:39:39 by tshibuya

旅といっても人数が多いから(10人から12人)大変で、それをああでもないこうでもないといろいろ工夫して実現するのは楽しいというより苦痛に近い、のだったらだれもこんなことはしない。どっちなんだ、と怒られそうだけれど、そのどっちでもないので、それで楽あれば苦あり(逆でもいいけど)などといういい方がつまらないことがわかるとしても(笑)、では、どうして旅に出るのだろう。
というむずかしい問題は先送りして、聴きにきてくれたみなさん、関係者のみなさん、ありがとうございました。無事みんな帰ってきました。

甲府桜座からはじまって、名古屋ラブリー、京都RAG、神戸ビッグアップル、京都精華町ナーダム、大阪春一番、どこもいい演奏だったと思います。
春一番では(時間があれば)いっしょにやりたい人がたくさんいたけれど、こちらの人数も多いからそうもいかない、沖至さん(tp)にちょっとだけ入ってもらった程度。逆に、翌日出演の望月英明さん(b)と沖至さんのセッションに参加してきました。
今回、最初から最後まで進行(その他すべて)を担当してくれた斉藤さん、京都のRAGから春一番までつき合ってくれたPAの水江さんに感謝します。安心して演奏できるのはすばらしい。

2 Responses

sakamoto : 2007/05/08 – 22:01:21 –
神戸のソロ、ナーダムでのオーケストラと2週間の間に渋谷ワールドを堪能でき、大変満足しています。少し前に「嫌われ松子」を見ていたので、渋谷さんの音を楽しむ姿勢に感動します。いつの日か大阪で演奏して、ナーダムでは詳しく聞けなかった映画音楽の話等もゆっくり聞かせてください。お待ちしております。

tshibuya : 2007/05/09 – 09:17:59 –
ビッグアップルのソロは4/21でしたか。こんなにつづけて関西に行くのもめずらしいんですが、その両方にきてくださるなんて、ありがとうございます。
ぼくは大阪に縁がなくて、最近では難波の「845」に行ったくらい。あ、昨年「サンホール」でライブをやったんだった。
今月の17日にまた「845」に行きますが、これは華乃家さんの大阪楽団のゲストです。

●沖至さんとアケタの店
2007/05/09 水曜日 – 08:53:02 by tshibuya

昨日は沖至さん(tp、etc)とアケタの店。他に石渡明広(g)、上村勝正(b)、外山明(ds)。
沖さんとは春一番でもいっしょだったけれど、昨日のセッションは昨年このメンバーで録音したCDの完成記念ライブ。CDにも一曲入っている白石かずこさんが遊びにきてくれて長~い詩を朗読してくれた。
昔は「詩とジャズ」なんて聞くとなにか胡散臭い感じがしたものだけれど、何回かそういう経験をしているうちに、詩の内容とは別に、声と音との出会いの面白さ、いや、そんな小むずかしいことをいわなくても、その響きがなかなか面白いのに気がついた。観念しか拠りどころはないと思っていてもいいかげんなものです(笑)。

これはだれかにいわれて気がついたのだけれど、このメンバーは、石渡さんの
Mull Houseというグループ(石渡、上村、外山)と、沖、渋谷という具合になっていて、しかし偶然そうなっただけなので「あのMull Houseと共演」なんて感じにはなっていません。悪しからず。

同じメンバーで(白石さんはわからないけど)今日はエアジン。CDのことは次回お知らせします。

2 Responses
moose : 2007/05/10 – 00:28:08 –
白石さんのポエトリー、確かに初めはちょっと違和感があって、特に私なんかは初心者なのでギョっと驚きさえあったのですが、そのうち彼女の朗読する声と演奏とが調和しているような気もしてきて、不思議な感覚でした。でもそんな事ばかりに気を囚われていたせいか、詩の内容が思い出せません。。

tshibuya : 2007/05/10 – 07:05:47 –
調和しているような気もしてきて、というのが面白いところなんですよね。
で、詩の内容なんてどうでもいいんです(笑)。なんていうと白石さんに怒られそうですが、あるときふっと言葉が聞こえてくればもうそれで充分で、全部聞こえることがいいかどうかはだれにもわかりません。

●ああでもないこうでもない
2007/05/09 水曜日 – 11:00:23 by tshibuya

2 Responses
asianimprov : 2007/05/09 – 17:55:45 –
フェリックス君ですか?(笑)
自分を見ているようです。(^_^;)

志津花 : 2007/05/10 – 00:40:54 –
かわいいです!!!!(*^ ^*)

●盛岡、気仙沼
2007/05/15 火曜日 – 11:00:32 by tshibuya

盛岡「すぺいん倶楽部」、気仙沼「ヴァンガード」を終えて帰ってきました。
今回のゲストは平田王子さん(vo、g)。
いや、ボサノバのあの独特なフレーズって何回聴いても魅力ありますね。ボサノバに出会って40年、そのころはボサノバというのがどんなものかわからず、それこそ「ああでもないこうでもない」という手探りの状態でした。もちろんボサノバを歌う歌手などだれもいない。いまはたくさん(というほどではないけど)いて、聴こうと思えばいつでも聴けます。
平田さんの歌は暖かくて聴いていてほのぼのとしてくる。ぜひまたどこかでライブを実現させたいものです。
ヴァンガードでマスターと話をしていたら、飫肥の「桜」のマスター、渡部さんとは同級生なんですって。びっくり。こんなこともあるんですね。

2 Responses
RE2O : 2007/05/16 – 23:00:51 –
すぺいん倶楽部におじゃましました。
恥ずかしながら、渋谷さんの存在もはじめて知りました。
先月、盛岡でリクオのライブがあった時、瀬川さんから
お誘いを受け、出かけた次第であります。
つたない感想は私のブログに書き込みましたが、
本当にいい時間を過ごさせていただきました。
また、渋谷さんのライブにおじゃましたいと思います。

tshibuya : 2007/05/17 – 06:36:13 –
RE2Oさん、ライブきていただいてありがとうございます。
二ヶ月に一度の盛岡はいつも楽しみです。ボサノバの歌手と盛岡ははじめてでしたがいいライブになったと思っています。
リクオとは「いつかいっしょにやろうね」といって未だ果たせないでいるんですが、そのうち必ず。
ブログも拝見しました。充実してますね~。
またお会いしましょう。

●渋谷・沖クインテット「ライブ・アット・アケタ」
2007/05/15 火曜日 – 21:16:44 by tshibuya

昨年9月に行った渋谷・沖クインテットのライブ盤。
メンバーは他に、石渡明廣(g)、上村勝正(b)、外山明(ds)。遊びにきた白石かずこさんの朗読が一曲入っています。
これを聴いているとちょっとなつかしいような、そして、なにか妙に焦燥感を覚えてうろたえてしまいます。過ぎし日とこれからを思いやって、というようなことなんでしょうか。
沖ちゃんは相変わらず。先日の完成記念ライブのあとは関西に行ったようですが、最近は年に二回くらい日本に帰ってきているようで、次回は10月のはじめです。

発売元 筆不精企画 FBPCD-005
配給元 ガッツ・プロダクション
¥2,730(税込み価格)(本体価格¥2,600)
2007年6月16日発売予定

●今日はモダン音楽祭前夜祭
2007/05/17 木曜日 – 06:18:45 by tshibuya

明日5月18日に大阪倶楽部で「モダン音楽祭2007」という催しものがあります。出演は「大阪楽団」、ゲストに浜村淳さんと、かくいう私。
その前夜祭が今日17日、難波の「845」であります。お近くの方(お近くじゃなくても)ぜひお出かけください。
「大阪楽団」はなにわのちんどん屋、華乃家ケイさんが主宰する10人からなる楽団で(指揮は古川武志さん)主に昭和歌謡を演奏しています。
今回は華乃家ケイさんの「ぼんじゅーるちんどん」出版記念パーティー(そしてCD「たそがれの夢」)を兼ねての音楽祭となります。
「845」は昔からのお店で、名前のとおり、845(真空管)を使ったオーディオ装置はすばらしいものでした。亀淵友香さん、川端民生さん、古澤良治郎さんとライブをやったのはなつかしい思い出です。つい3年ほど前、代が変わっていまは(店内はそのまま)ライブハウスになっています。

2 Responses
華乃家ケイ : 2007/05/19 – 23:56:18 –
モダン音楽祭では大変お世話になりました。
ちんどん太鼓で共演できたこと、嬉しいです。
ブログにアップ致しました♪♪

tshibuya : 2007/05/20 – 11:06:29 –
モダン音楽祭、大成功でしたね。
会場がすばらしかったし、と、いうことより演奏が楽しかった。ぼくの回りにこういう音楽はないので。
2008年も期待しています。

●今月のなってるハウスは30日
2007/05/20 日曜日 – 16:45:14 by tshibuya

どこでどう間違ったか今月の「なってるハウス」、5/29とあったのは間違い、
5/30でした。
で、29だと思ってかわいしのぶさんを頼んでいて、しかし、かわいさんは30は別のライブがあってこられない。30日はsoloになります。
5年に一度くらいこういうことがある。あっては困るけど。

●月の鳥完成記念ライブ、ピットイン
2007/05/22 火曜日 – 11:42:58 by tshibuya

今日、22日は何回目かの「月の鳥」完成記念ライブ。ピットイン。
渋谷、石渡duoにはこのところずっと外山明さん(ds)にきてもらってるんですが、今日はそれに加えて松本治さん(tb)がゲストです。
さあ、どうなる、それはこちらにもわかりません(笑)。でも、楽しいライブになると思います。
完成記念のライブは今回で(一応)終わりです。

先のことになりますが、渋谷、石渡duoは7/22の札幌シティジャズでも演奏します。

●柴田徹さん
2007/05/24 木曜日 – 13:08:54 by tshibuya

柴田徹さんが亡くなった。柴田さんはオーケストラのレコーディングをずっとやってくれていて、というより、浅川マキさんのPAを長くやっていて、PAだけではなく、マキさんの音楽のよき理解者であり、ぼくがマキさんにはじめて会った曼荼羅(吉祥寺)でも隣にいた。マキさんとはじめてやった京大西部講堂(「夜」というライブ盤がある)の何ヶ月か前だ。
柴田さんのPAはすばらしいもので、ピアノを弾いていて実際より美しく聞こえるPA(この場合はモニターか)なんていうのは彼以外経験したことがない。そしていつも初心者のように、つまり一から考える精神を持っていて、いっしょに仕事をしていて本当に楽しかった。
最後にいっしょだったのは昨年の年末、マキさんの大晦日公演だった。病院を抜け出し駆けつけてくれて、もうそれだけで安心して演奏ができる。そのときの様子からこちらも覚悟はしていたけれど、実際にいなくなってみるとやはりさびしい。
伊勢昌之、武田和命、川端民生、そして柴田徹。親友といっていい友人が死んでいくのは自分が死んでいくのと同じだ。

5 Responses
torigen : 2007/05/24 – 19:49:02 –
>実際より美しく聞こえるPA
私のようにその世界でないっていうより、全然わかってない“音楽”なのですが
、それでもPAの優劣でこれほど“音場”が違って聴こえるのか…ってのを何度か
経験しました。音のツブ立ちからして違うんですよネ。音楽の世界に限らず、フロントの人たちばかりにスポットが当たりますが、こういったホントのプロと云える人たちの事も気になる今日この頃であります。
西部講堂の浅川さんの音源は、当時の物を持っているのですが、じゃ、柴田徹さんが職人パワーを発揮されているんですね、たぶん。

tshibuya : 2007/05/25 – 09:55:26 –
そう、PA(モニター)によって音楽は一変します。すご~く大事な仕事なんですよね。
西部講堂のアルバムのエンジニアはかの吉野金次さんでした。PAは柴田さんだったかな。

torigen : 2007/05/26 – 12:49:56 –
そういった事まで深く考えずにLiveを楽しんでいたのですが、常には聴いたことが無かったヘヴィメタルのLiveを殆ど付き合いで仕方なくといった感じで行った折りに、驚いたことにウルサくないんです。ハコの出来もあるんでしょうが、そういったコントロールがPAさん達裏方さんの力で左右されているんだ…ってことに改めて気づきました(遅い…汗)。

tshibuya : 2007/05/27 – 12:22:32 –
PAも(他なんでもですが)センスなんですね。でも、そこまでいかない人が多いのが現状。
オーケストラなど人数が多いときはそれじゃ具合が悪いので、(可能な限り)懇意のオペレーターに同行してもらっています。

勝子 : 2007/05/27 – 14:06:09 –
親友といっていい友人が死んでいくのは自分が死んでいくのと同じだ。
・・・・・胸が苦しくなりました。

●いよいよ夏ですね
2007/05/29 火曜日 – 10:37:23 by tshibuya

4月5月と忙しかったけれど、その5月ももう終わり、いよいよ夏ですね。
夏だからといって特にすることもないけれど、8月の猛暑のころは逃げ出したくなるのが毎年のことで、といっても、海などこの30年くらい行ったことがないし、考えただけでもくたびれてくるから、で、山はどうだ、というと、階段を30段も上がったら息が切れる状態ではそちらを改善する方が先だ。
それで毎年どうしているかというと、暑い暑いといってなにもせずに過ごしている。

6月にはレコーディングの予定が二つあって、そのせいではないのだけれどライブは少ない。少ないっていってもこれが普通だから、猛暑はまだ先、少しは落ち着いた毎日が過ごせるかも知れない。
レコーディングはピアノソロがひとつ。それと4月から録音している松本治さん(tb)とのduo。完成はいつになるか、まだ未定。

7 Responses
moose : 2007/05/30 – 07:21:50 –
そういえば先日チケットを予約しようと思って気が付いたのですが、7月のPIT INNでのマキさんの公演には渋谷さんの名前がなかったようですね。きっとお忙しくされているからなのでしょうが、年に数回しかチャンスがない、マキさんの隣で弾く渋谷さんのピアノを聴けないのはちょっと残念です。でもまた秋か大晦日に聴けるのを楽しみにしてます。

tshibuya : 2007/05/30 – 08:50:50 –
7月のマキさん、ぼくはお休みです。恒例の大晦日公演はやります。しばらくお待ちください(ってずいぶん先ですが)。

asianimprov : 2007/05/31 – 00:01:40 –
<レコーディングはピアノソロがひとつ>とは、入手困難となった「アフタヌーン」の続編でしょうか?
非売品2枚組みDVDは届きましたか?画質が悪くて恐縮。次回はハイビジョン・モードで撮ります。

tshibuya : 2007/05/31 – 10:28:06 –
そう、「アフタヌーン」の続編といってもいいと思います。60%くらいはこのところよく弾いている曲になるかなぁ。なるべく前にレコーディングした曲と重複しないように、なんて考えるとなかなかむずかしい。
DVD届いています。ただ、見る時間が全然ない。レコーディングが終わったらゆっくり見ることにしましょう。

ミヤモト : 2007/06/01 – 11:24:16 –
新しい渋谷さんの音が2枚も聴けるなんて、ものすごく楽しみです。
あと、ずっと「クックノート」というアルバムを聴きたいと思っていて聴けてないのですが、再発の予定はないのでしょうか?切実に願っています。

tshibuya : 2007/06/01 – 15:20:27 –
ミヤモトさん、コメントありがとう。
「クックノート」は廃盤とは聞いてないので徳間ジャパンの方にあれば手に入るでしょう。でもそんなにたくさん作ったとは考えられないので、在庫があるかどうか。ネットで探した方が早いかも知れません。

asianimprov : 2007/06/02 – 22:04:19 –
DVDはお暇な時にどうぞ。編集の仕方がわからないので、余計な部分も収録しています。最初の部分数分はとばしてください。(^^;)

—–2007/06

●レコーディング終了
2007/06/05 火曜日 – 07:16:05 by tshibuya

今月二つあるレコーディングの一つが昨日終わりました。ピアノソロの方。
「Afternoon」の続編って感じになるだろうと思っていたけれど、なにかもっと普通の、肩が凝らないものになりそうです。まだプレイバックを聴いてないのでなんともいえないけど。
録音は「エッセンシャル・エリントン」と同じ及川公生さん。なにも心配はいらない。心配なのはこちらの演奏だけ(笑)。

2 Responses
長谷邦夫 : 2007/06/07 – 21:30:04 –
「Afternoon」繰り返し聴いています。
素晴らしい!!
ジャズピアノのひとつの頂点だと信じています。
なぜかバッハのゴルトベルクも聴きたくなるんです。
(これがボクのヘンなところかなァ)
新しい録音。
期待しております!!

tshibuya : 2007/06/09 – 10:26:10 –
長谷さんが「Afternoon」を聴いてるなんて! いや、うれしいです。
新しいのは、昨日、録音した全テイクが送られてきました。CD-Rで7枚も。聴くのが大変です。
いつかまた飲みたいですね。

●写真を一枚

2007/06/07 木曜日 – 00:51:05 by tshibuya
手前は及川公生さん。

●UNA MAS
2007/06/09 土曜日 – 10:20:55 by tshibuya

昨日は三鷹のウナマスというはじめてのお店でライブ。柔らかい雰囲気のいいお店です。ウナマスというのはケニー・ダーハムのアルバム「una mas」にちなんだものでしょう。

清水秀子さん(vo)、潮先郁男さん(g)。
潮先さんのスケジュールを見たら、ウナマスじゃなくてウナマツになっていた。
う~ん、それじゃ鰻屋さんになっちゃう(笑)。鰻松。ほんとにそういうお店があります。
電話で説明したとき、「ウナギのウナ、それにマス」なんていったのがよくなかった。鰻屋でジャズをやると思ったのかな。蕎麦屋でジャズというのはよくあるからなぁ。

3 Responses
ARUMA : 2007/06/09 – 14:01:57 –
潮先さん、可愛い!!

tshibuya : 2007/06/09 – 14:29:35 –
ね、おかしいでしょ(笑)。
まあ、ウナギのウナ、なんていうのも相当にひどいんだけどね。

ARUMA : 2007/06/10 – 03:00:33 –
あはは!普通言わない、言わない。
「鰻鱒」だったらまたスゴイ(笑)。魚づくしでクドそう。
ちょっと野菜も欲しくなったりして。

●いまごろプレイバック
2007/06/11 月曜日 – 04:03:32 by tshibuya

先日録音したsoloを聴いています。
東京FMのホールの残響がきれいに録れていてピアノと一体になっている。気持ちがいい。これは及川さんの録音がすばらしいからだけど、こんな音を聴くのはひさしぶりで、聴いていて自分がピアノを弾いているとは思えなくなってくる。
こういう音でなければなどということは音楽にはなくて、どんな音でも音楽は成立するけれど、美しいというのはそのひとつの成果でその例がここにある。と、いいたくなるくらい。

しかしCD-Rで7枚、一枚に10曲入っているとして70曲。これを一日で録ったのもすごいけれど、プレイバックを一回も聴かなかったというのもすごい。で、これをまとめて聴くというのもなかなかすごいことなんだけど(笑)。

6 Responses
あんべ : 2007/06/11 – 19:08:35 –
ふむ、早く聴いてみたいな(笑)
発売はいつ頃になる予定でしょう。

tshibuya : 2007/06/11 – 22:30:17 –
発売はまだ未定です。もうすぐ決まると思いますが、ま、秋でしょう。

torigen : 2007/06/12 – 03:30:32 –
>残響がきれいに録れていてピアノと一体
それはさぞかし素晴らしい響きなんでしょうネ。録音とホールと渋谷さんのピアノの三位一体って感じかなぁ。
しかし、CD-R7枚組での発売?それとも選曲はこれから?
で、それをまとめて聴いたのですか?わはは。
なんだか頭が痺れて来そうです…。

tshibuya : 2007/06/12 – 08:32:19 –
toriさん、しばらく。
まさか。7枚組なんてわけないでしょ! 
選曲はこれからです。これが面白いといえば面白いところで、プロデューサーと意見が合わなかったりするときもある。曲順なんかもね。でき上がるまでまだいろいろあります。

志津花 : 2007/06/13 – 01:02:49 –
やった~7枚組…じゃないんですか(笑)
秋が待ち遠しいです。
その前にもう一回『月の鳥」が聞けますね!

asianimprov : 2007/06/13 – 17:40:24 –
BOX SETにされてはいかがですか?(爆)

●ひさしぶりのオーケストラ
2007/06/16 土曜日 – 12:15:15 by tshibuya

昨日はひさしぶりのオーケストラ。アケタの店。
関西方面の旅が終わってからはじめてのライブだからほぼ一ヶ月半ぶり。興奮して、というか、期待し過ぎて行ったせいか最初は少々空回り、自分の気持ちがね。
二部は評論家の池上比沙之さん差入れのワインが効いたせいか好調。林さんはお休みだったけれど研太が二人分がんばった。
次は8/18、ピットインです。みなさんまたお出かけください。

2 Responses
森田孝一郎 : 2007/06/16 – 16:43:32 –
オーケストラ、もう何年もご無沙汰。
行きたいなぁ。。
呼びたいなぁ。。

tshibuya : 2007/06/17 – 20:38:30 –
鹿児島に行ったのは何年前だったか。パノニカが健在だったころだから8年くらい前?
古澤さんに代わって森田さんがドラムを叩いたら、あんまりピッタリだったんでみんなびっくりしたのを憶えています。
また行きたいですね。

●カスター
2007/06/20 水曜日 – 10:09:05 by tshibuya

湯島にカスターというお店がある。湯島といっても御徒町から歩いていける距離で、前はもう少し奥の方にあったようだけれどそのころのカスターには行ったことがない。ライブハウスというよりジャズバーといった趣で、だから、というか、ボーカルを主としたライブが多い。前は郷間和緒さん(as)がよく出ていたからもう少しハードなジャズをやっていたのかも知れない。
今日はそこでさがゆきさん(vo)、潮先郁男さん(g)、といっしょ。このメンバーではずいぶん前からやっていて、もちろんここカスターでも何回かやっている。
実はこのメンバーでレコーディングをしようという話が前からあって、それについてはいろいろ話があるのだけれど、まだ内容が全部決まっているわけではないので詳しい話はできない。詳しい話はできないけれど、どんなことをするの聴きにくればわかる(はず)。

●duo、二作目は
2007/06/23 土曜日 – 09:38:45 by tshibuya

「月の鳥」につづいてのduo、二作目。こんどは松本治さん(tb)とのduoです。
昨日でレコーディング終了。4月から少しずつ録音していて、昨日は6月22日だからずいぶん時間がかかったような気がするけれど、満足するまでやっていればできる前に死んでしまうのだからどこかで区切りをつけないといけない。
で、内容はというと別に説明するようなことはなにもない。これは前作石渡さんとのduo「月の鳥」のときもそうだったけれど、なにか意図を持って音楽をするというのは音楽とは関係ないことで、それを如何にも音楽と関係あるようにいうのはなにかどこかおかしい。だし、品がない。この作品のコンセプトは、とか、このプロジェクトは、とか(笑)。その関係ない方でいえば、オーケストラのメンバーとduoを作ってみようかなというのが思いつきで、意図といえば意図。勝手にしろ! って、もちろん勝手にします(笑)。
自画自賛はもうちょっとあとで。

●好調、古澤さん
2007/06/24 日曜日 – 17:31:48 by tshibuya

昨日はピットインでトリオ+古澤良治郎さん。トリオのメンバーは望月英明さん(b)と外山明さん(ds)。
まったく外山さんと古澤さんは面白い。この二人だけ聴いていても飽きない。前はトリオだけで演奏していたけれど、このところずっと古澤さんにきてもらっている。その方がずっと楽しい。
昨日は古澤さんが好調で、そういうときの古澤さんはこちらが思わず笑ってしまうくらいのもので、こちらもウキウキした気分になるから当然音楽も変わってくる。
もちろんそうならないときもあって、しかしそれは当然といえば当然のことだから、そんなときくよくよ考えるのは体によくない。考えるけど(笑)。

昨日はラクダ・カルテットの水上聡くん(key)とケイちゃん(だったかな)が遊びにきて、2ステージ目の前に演奏していってくれた。あ、津上研太も。

14 Responses
山ちゃん(札幌) : 2007/06/24 – 19:46:32 –
札幌シティジャズでのライブ楽しみにしています。
何か食べたいものがあったら、知らせてね。心をこめてつくっていきます。
あんまり飲みすぎないでね。からだに気をつけてね。お会いできるのを楽しみにしています。(山ちゃん)

tshibuya : 2007/06/25 – 00:31:03 –
えっ、山ちゃんってパソコンするの? ちょっとびっくり。もしかしたら川村さんに書いてもらってたりして(笑)。
この間はもつの煮込みを作ってきてくれたんですよね。う~ん、こんどはなにがいいかなぁ。思いついたら連絡しますね。

みか : 2007/06/26 – 15:39:45 –
日曜日に古澤さんに会った時、「ピットインおもしろかった」と
言っていました。来月は北海道くうで「ね.」よろしくお願いします!
北海道行きは楽しみだったのですが、
渋谷さんが来てくれると聞いて、ますます楽しみになりました(^○^)

tshibuya : 2007/06/26 – 16:24:16 –
7/25、札幌「くう」の「ね」は豪華版ですね。外山さん、かわいしのぶさん、ガッちゃん、ぼくに、あと誰がいるんだっけ。これだけでも充分豪華だけど。
楽しみにしています。
あ、質問。「ね」は「ね.」とドットが付くのがほんと?

勝子 : 2007/06/27 – 15:09:22 –
私も山ちゃんとパソコン。うーん想像がつかない。
山ちゃんと煮込みホルモンとか
山ちゃんと酒盛りとか
は、びしっとはまるのですが(笑)

7月のシティジャズと7月25日.26日「ね.」宜しくお願いします。
えーと7月25日ZIPPYHALLで「ね.」です
石が前座でマルをやると言ってくれたので、前座でマルハウスです。
ひえー!でも石が前座っていうんですもの。
ゲストは渋谷さん、しのぶちゃん、がっちゃん、外山君です

7月26日はくうで「ね.」とネガティブサンです
この日は、しっぽり(方言かな)とやります。
そして7月27日は「ね.」と、うに丼を食べに日本海にでます。漁ではありませんが27日はどこかにブッキングしようと思ったんですが、中々イベントが多くてダメでした。でも古澤さんはOFFだと言って喜んでくれたようです。
ところで「ね.」では渋谷さんも歌うのですか・・・
「えらやっちゃホイ」とか・・

tshibuya : 2007/06/27 – 16:41:47 –
やっぱり。山ちゃんとパソコンは似合わないですよね(笑)。
7/25は「くう」じゃなくて「ZIPPYHALL」ですね。了解。
あ、ぼくは7/26は黒磯で秋山さんとのセッションが入っているので欠席です。残念だなぁ。
歌は歌うかどうか、…わかりません。

志津花 : 2007/06/27 – 16:49:02 –
25日、前座でマルですか~~~。居残り決めて良かった(涙)

tshibuya : 2007/06/27 – 20:17:35 –
志津花さん、よかったですね。
う~ん、じゃ、前座の前座でピアノソロ、どうだっ!

勝子 : 2007/06/28 – 00:28:20 –
最高だーーーー!本当にすばらしい——-!
楽しみです。
「ね.」の皆24日入りです。大人数なのでそんな時しか行けない。札幌のてっちゃんという店に予約をいれます。ビックリするほどの船盛が有名です。
空けといてくださいね。

しのぶ。 : 2007/06/28 – 02:35:55 –
でわ私は客入れBGMでシノブヘミングを~
なんて それでお客さん激減したりして、たはは。

志津花 : 2007/06/28 – 11:24:42 –
ソロもですか!!!!
重ね重ね涙…

tshibuya : 2007/06/30 – 10:21:22 –
ん、BGMでシノブヘミングと。そはなにものか?

しのぶ。 : 2007/07/01 – 12:12:31 –
わー すみません、拙者かわいです。
シノブ・ヘミングはなんちゃって弾き語りをするときに使っているなんちゃって名前です。
ちなみにベースを持って弾き語るとシノブ・ヘンドリックス
(ギターじゃないのに)になります。
ううう くだらないお答えで申しわけないです。

みか : 2007/07/02 – 13:10:19 –
すいません。コメントまで丁寧にみていませんでした。
渋谷さん、ジッピーホールでした。(・Θ・;)アセアセ…
そして、「ね.」はドット付きが正解です。
関係ないですけど、ヤフー検索で「ね」一文字で
「ね.」のページが二番目でました。これはすごいっ!
っって一人で感動しています。

「てっちゃん」という店、いよいよ行けるのですね~。
渋谷さんも一緒に行きましょう!楽しみです。(o^∇^o)ノ

●OKテイクを選ぶ
2007/06/27 水曜日 – 14:33:04 by tshibuya

この間録音したsoloとduoのOKテイクを選ぶ作業をしている。少しずつ。なにしろもう一回もう一回とあきらめ悪くテイクを重ねたので、soloは70テイク以上、duoの方も同じくらいある。
どういうのをOKにするかその判断は人によって、また、場合によって違うから一概にはいえないけれど、明らかに間違っているのは捨てて(そうすると残りは約半数)、そこから先がむずかしい。
適度に破綻がないのを採るかそれとも破綻があってもこちらの方がいいというなにかが感じられる方を採るか。実際はそんなに単純じゃなくて、聴いているうちに、思惑、誤解、混乱、などが生じるからだんだんわけがわからなくなって、冷静に聴けば大した違いじゃないという理性も混乱の一因でしかなく、で、最後は、ま、こんなものか、というあきらめに近い心境で終わる。
しかし面白いもので、CDができ上がってくるとこれが必然であったかのように聞こえてくるから不思議だ。

4 Responses
torigen : 2007/06/27 – 21:00:53 –
そういう時っていうのは、ひょっとして人生の岐路と思わしき処で判断を下そうとしている人と似たような部分もあるのかなぁ。冷静に考えれば、あの時迷ってたのが嘘のように必然であった…と改めて感じる様な。
深いですネ。

tshibuya : 2007/06/28 – 07:30:04 –
そうそう、自分のすべてがそこに現れるって感じですね。確固として持っていると思ったことが実はずいぶんいい加減であった、なんてこともわかります(笑)。

asianimprov : 2007/06/29 – 21:41:07 –
昔、寺山修司が「偶然性を組織せよ」と書いていたんですが、この作業もそんな感じかなと。
「いい加減」が楽しみです。(^^)/

tshibuya : 2007/06/30 – 08:27:43 –
そういう苦闘を微塵も感じさせず、というのが理想ですが、根が正直なものでついこんなことを書いてしまいます。わはは(と、これじゃtorigenさんだ)。

●明日
2007/06/29 金曜日 – 13:46:15 by tshibuya

明日6/30は相模大野「ラシェット」でエッセンシャル・エリントンです。外山さん(ds)がいない方の編成(松風鉱一、峰厚介、関島岳郎)で、ゲストに清水秀子さん(vo)。「ラシェット」でエッセンシャル・エリントンは二回目、管楽器の柔らかいサウンドがお店に似合います。いや、ほんとに。
その前にNHKスタジオ・パークのイベントがあります。11時から5時まで。ピアニスト4人が出演します。佐山雅弘、和泉宏隆、野力奏一、渋谷毅。もちろん同時に演奏するわけではなく、一人一時間弱の持ち時間(入れ替え)、ぼくは午後4時からの予定です。こちらは無料、早めにこられれば入れそうです。